令和5年9月3日に開催された「神輿渡御」
鳴子ホテルがゴールです。
みなさま暑い中、おつかれさまです。
温泉神社の御霊代が神官の奉仕で神輿に遷されたあと、
家内安全と商売繁盛を祈念しながら町内を巡行いたします。
鳴子ホテルの昔のこけし柄の浴衣を発見💡
平成16年まで巡行した神輿は、
金箔、黒漆塗の豪華な神輿で、昭和12年6月 #支那事変 の始まった年に完成。
製作したのは温泉神社の拝殿や御本殿を造営した
中新田町の宮大工 板垣学さん(故人)。
当時の久郷音次郎さん(久郷宗平さんの祖父)や滝田武治さんらは、
樽神輿でなく本神輿を造りたいと念願し、
10年計画で資金を積み立て、鳴子漆器職人 板垣広志さん、
佐々木三夫さん、遊佐雄左ェ門さん、後藤忠蔵さんらが漆を丹念に塗り、
蒔絵師の斎藤松雄さんらも協力して製作したそうです。
裃を着る旅館旦那衆も、
昔はたくさんいたのですが
鳴子観光ホテルさん、ゆさや旅館さんの旦那さんで3人になってしまいました。
歴史を継承するのは大切なことですね。
こけし祭り審査委員の髙橋五郎先生です。
お久しぶりにお話でき大女将さんも大変喜んでいました。