鳴子ホテル俳句コンクールたくさんのご応募を頂き、誠にありがとうございます。
皆様とても素晴らしい句を詠んでくださり、心より感謝申し上げます。
総勢97名の方々がご参加くださいました。
優秀賞は3名様の予定でしたが、素敵な句ばかりで選びきることができず6名様の方に。
それでは最優秀賞と優秀賞を発表いたします。
★★★最優秀賞
旅宿の 歴史誘う 長廊下
ペンネーム サイエンス様(63歳)
作者コメント「廊下の写真に歴史を感じました」
当館の青葉館と紅葉館をつなぐ廊下には、
大正、昭和のホテルの写真やご来館くださった著名人の写真が飾ってあります。
廊下を歩きながら、ホテルの歴史を感じてくださったようです。
優秀賞★★
大浴場 子の成長 母淋し
ペンネーム こん様(36歳)
作者コメント
「息子が小さいうちは一緒に入れていたけれど、成長に伴い別に入らないといけなくなる年頃で
嬉しいような淋しいような母の気持ちを詠みました」
お母さんなら気持ちが分かる方も多いのではないでしょうか。
優秀賞★★
かの木華子(こけし) 夫婦(めおと)で描いた 似たり顔
ペンネーム 富士さん 様 (60歳)
鳴子温泉でこけしの絵付け体験をされたご夫婦の仲睦まじい様子が伝わってきます。
優秀賞★★
山を這う霧にまぎれる硫黄の香
ペンネーム 楽山 様 (60歳)
風情のある温泉街の情景が伝わってきます
優秀賞★★
俳聖も愛でし鳴子のいで湯かな
男性(78歳)
俳聖、松尾芭蕉も鳴子の温泉をお楽しみになったのでしょうか。
優秀賞★★
旅枕この夜この世の星月夜
ペンネーム まあくん 様(74歳)
鳴子は空気が綺麗なので満点の星空をご覧になれます。
優秀賞★★
秋風やカランコロンと湯の香り
男性(69歳)
秋風を肌で、下駄の音を耳で、湯の香りを鼻で感じながら
温泉街をのんびりと散策されている様子が伝わってくる作品です。
皆様、素敵な作品をプレゼントしてくださり、誠にありがとうございます。
当選者のみなさまにはペアご入浴券を郵送いたします。
温泉で癒されに、是非ご来館くださいませ。
※日帰り入浴は、営業日を電話でご確認の上ご来館くださいますようお願いいたします。